言いたいことは言えない でも言いたくないことはなおさら言えない 言わなくても伝わればといつも思うのだけど

SUNABA文学館


「SUNABA文学館 書物に恋するアートたち。」無事に終了いたしました。 ありがとうございました。  次回もまたよろしくお願いいたします。

2012年8月20日月曜日

断腸

オーストラリア展示のときにお世話になっているマユミインターナショナルからアーティストカタログ(?)の出版に参加することになり、自分の作品に対してのコメントを書かなければならないのだけれど、前回の日記にも書いたとおり、どうしても新しいことが書けないので、過去のプロフィール的な部分を装飾して、なんとか書いてみた。
日本語での出版ならやらないのだけど、海外向けなので、ちょっとカッコつけた内容にしたら規定の200文字に収まらず300字を大幅に超えた文字数になってしまった(汗)

いろいろ削除してみてもまだ300字近い。。。

「シックスセンス」のM. ナイト・シャマラン 監督は、映画学校では「自分の一番好きなシーンをカットせよ」と習うと言うのだ。
この話を聞いた時「自分の一番好きなシーンをカットしたら、『良い部分』『見せたい部分』が切られることになるじゃないか」と思ったけど、今思うと、きっと「気に入っている部分」は盲目になっているから客観的に見れなくなっているだけで、本当は大して重要ではない部分ということなのかもしれないな。

たしかに「シックスセンス」のカットされたエンディングシーンを見てみると、洒落てるけれど、クドい感じがするしカットしても作品が悪くなるとは思えない。見る側が、知らなければ知らないままでも問題無いということなのだろうな。